結婚して１年たっても授かる気配がなかったので近くにある専門クリニックを選択しました。

初回の検査は血液検査や卵管造影検査、フーナーテストでした。
私のほうには問題なかったので精液検査をしたところ精子の運動率が０％でした。
紹介状をもらい宇部興産中央病院の泌尿器科で再検査をし精索静脈瘤と診断されたので手術をしました。

手術から半年後の精液検査が良好だったのでAIHを計8回しました。
5回目辺りから体外に挑戦したかったのですが夫から反対されここまで続けました。
8回目のAIHは採卵周期前の周期だったので採卵準備と並行して行いました。

採卵周期は生理3日目までに通院しお薬をもらい採卵までに数回の通院をしました。
局所麻酔で20分程度の採卵でしたが先生とお話ししながら出来たのでそこまで痛みを感じませんでした。
採卵後はリカバリールームで看護師さんから飲み物とパンをもらえます。
私の場合はOHSSになりかけていたので採卵後にお休み周期を経ての移植周期でした。

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一番しんどかったのは夫との関係でした。
夫原因の不妊に加え当時は宿直のある不規則な勤務時間、治療に積極的ではない夫の気持ちや体調を管理することがストレスでした。
AIHには積極的だった夫ですが、金銭面的にも心理的にも体外受精はハードルが高かったようで、たくさん話し合いをしたものの夫が納得しないまま体外を始めました。
受精確認で受精率が半分以下しなかったところでやっと私たち夫婦には体外受精が必要だと認識してもらえました。
ここで足並みがやっとそろったような気がします。

体外受精に限らず不妊治療は女性側の身体的負担が大きいので、これから不妊治療を始めるご夫婦はぜひ旦那さんが心のケアをしてあげてほしいと思います。