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卒業
体外・顕微授精
#30歳 #東京都
投稿: 2021/11/08   更新: 2022/05/21
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加藤レディスクリニックのレポコ(30件)を以下条件で絞込み検索

※ CL = クリニック(Clinic)


※ CL = クリニック(Clinic)

加藤レディスクリニックでの

1人目治療 概要

30歳

本人

31歳
2021年
CL卒業
30歳
31歳

パートナー

2021年 CL卒業
ステータス : 出産
AMH : 10.0以上
採卵 : 2回  / 5回
移植 : 1回  / 3回
費用 : 150万円未満
通院期間 : 〜1年
何院目 : 4院目
何人目治療 1人目治療
通院終了年齢 30歳 (2021年卒業)
パートナー 31歳
(妊活は 26歳 から開始)
(高度治療は 28歳 から開始)
通院期間 〜1年
受精方法 顕微授精
顕微授精の種類 ICSI
移植胚  凍結胚 5日目 胚盤胞  5 AA
費用

150万円未満

採卵: 30万円未満  /回あたり )

移植: 20万円未満 /回あたり )

採卵・移植 情報

出産に至った  加藤レディスクリニックでの採卵 ・ 移植 情報。

採卵個数 :
5個  内 M2(成熟)卵子 2個
受精個数 :
3個
移植可能胚 :
3個
 移植個数 :
1個

加藤レディスクリニックで受けた

検査

AMH
AMH 10.0以上
精液検査

精液検査結果

WHOの基準値との比較

不明 or 未回答

精液量

1.4ml

不明 or 未回答

不明 or 未回答

精子濃度

1,600万/ml

不明 or 未回答

不明 or 未回答

総精子数

3,900万/ml

不明 or 未回答

不明 or 未回答

運動率

42%

不明 or 未回答

不明 or 未回答

前進運動率

30%

不明 or 未回答

不明 or 未回答

生存率

54%

不明 or 未回答

不明 or 未回答

正常形態率

4%

不明 or 未回答

オプション検査
子宮鏡検査
慢性子宮内膜炎
(CD138/BCE)
染色体検査
着床前診断

他院・前院で実施した

検査結果の再利用
検査結果の再利用 条件付きで再利用できた
感染症検査は1ヶ月前のものでも再利用不可だった。

加藤レディスクリニックでの

採卵・受精・培養・胚

加藤レディスクリニックでの

5日目胚盤胞  5AA 凍結胚移植

加藤レディスクリニックでかかった

費用

治療費総額 150万円未満
1回あたりの採卵費用 30万円未満
1回あたりの移植費用 20万円未満
治療費用メモ 基本的にHP記載の金額通り。卵胞チェックの診察代や血液検査代は採卵代、移植代に含まれており、排卵日の予測が定まらないなどで何度も通っても金額は同じです。これらの支払いは全て採卵日、移植日に一括で支払います。
採卵は初回が1番高く、2回目以降段階的に減額があります。

HPに記載されている以外の金額で必要になった費用は以下の通りです。
○採卵日に支払い
・クロミッド 1錠 116円×10
・ゴナールエフ皮下注射 5500円×3
・ブセレリン点鼻液 4840円
・ボルタレンサポ 55円×3
・フロモックス 66円×6
・局所麻酔 340円

○PGT-A費用(自宅でカード払い)
胚盤胞1個 55000円

○OHSS予防経過観察(診察日に支払い)
・採卵日 1100円
・採卵翌日 7194円

○移植周期 (D3に支払い)
・D3 血液検査(hcg値)2200円

○移植日に支払い
・レトロゾール 275円×12
・フロモックス 66円×6
(本来ならデュファストンも処方だったが、手持ちが合ったので処方されておらず金額不明)

○判定日
再診料 1000円
血液検査 6000円

○妊婦健診(都度支払い)
・胎嚢確認診察 6000円
・心拍確認診察 4000円
・卒業時診察(紹介状含む) 7300円

・採卵日に採卵消耗品代4万円のみ現金払い。
・PGT-Aで異常胚しかなく、その採卵周期の胚が全て廃棄になった場合には凍結費用が月割で返金されます。

もりずさんの

基本情報

※ 加藤レディスクリニック での治療当時の情報

性別 女性
ステータス 出産
住まい  東京都     非公開 (市区町村)
※ (住まい or 職場から) 加藤レディスクリニック(新宿区)までのアクセス  約 1時間圏内
仕事

※ 加藤レディスクリニック での治療当時の情報

治療開始時の働き方  非公開
治療中の働き方の変化 その他

治療歴

人工授精
回数 なし

※加藤レディスクリニック以外での実施も含む。

全採卵回数
回数 5回

※加藤レディスクリニック以外での採卵も含む。

全移植回数
回数 3回

※加藤レディスクリニック以外での移植も含む。

費用総額
治療費総額 580万円未満

※加藤レディスクリニック以外の治療費含む。

もりずさんの

これまでの転院歴

転院歴と転院理由
何院目  加藤レディスクリニックは
4院目
( 選択肢なし or 未選択   →  非公開   →  非公開   →  加藤レディスクリニック  )
は不妊治療専門CL
加藤レディスクリニックを選んだ理由
  • ・  その他

他院で体外受精し、移植2回とも流産となった後に、均衡型相互転座が発覚し、PGT-A認可施設で着床前診断を受けるために転院しました。
選んだのは以下の理由からです。
・PGT-A臨床研究参加施設で、2006年からPGT-SRを多数実施しており、胚生検の実績が多く、手技に慣れているはず。胚生検により着床しなくなることは避けたかったため、技術力の高いところが良かった。
・今まで2回の妊娠はレトロゾールのみの自然周期移植だったため、同じやり方で移植がしたいと思った。
・PCOSなので少しの刺激で卵胞が多数育ちやすく、今までの経験から胚盤胞にもなりやすいというのは分かっていたので、採れる卵が少ないという加藤レディスクリニックのデメリットはクリアできるのではないかと思った。

前院を転出した理由
  • ・  医師の対応が適切でなかったから
  • ・  医療体制に不安があったから
  • ・  生殖医療専門医がいなかったから
  • ・  治療成績が開示されていなかったから

転院前のCLはPGT-Aの臨床研究認可施設ではなかったが、すぐに採卵周期に入れるとのことでPGT-Aを行った。しかし、検査結果についての医師の説明を聞いて、均衡型相互転座に理解がないように思えた。遺伝専門医がいなかった。
その他、着床前診断を受ける中で、倫理的に疑問に思う医師の対応があった。

もりずさんの

不妊原因

女性

治療当初に分かった以下の原因は本当の不妊原因だったのかは疑問です。
・PCOS…生理周期長め、たまに生理不順。ただし、薬無しで自力排卵可能。
・片側卵管閉塞…片側なので閉塞してない側で妊娠可能。タイミング時に化学流産の経験あり。

本当はこちらの原因が大きかったのではないかと考えています。
・均衡型相互転座…私の場合は大きめの染色体異常が出やすいタイプのため、不育の原因だけでなく、化学流産や着床しない結果になりやすい可能性があると思っている。治療前は生理不順の影響で化学流産に気づきにくく、不妊だと思っていたが、本当はもっと着床していた可能性があり。また、通常通り生理が来ていても、着床はしていた可能性もあり。治療中、実際にタイミング後のd3で血液検査をした結果、hcgがわずかに出ていたことが数回あった。

男性
(男性不妊有無)
なし

・奇形率が基準値よりやや高めですが、他はかなり良い数値なので、本来であれば体外受精になると思います。
奇形率が高めなのは均衡型相互転座の影響の可能性かもしれません(仮に夫が保因者だった場合)。
※KLCのPGT-Aでは、精子の混入が検査結果に影響を与える可能性があるとのことで、精液所見が良くても一律顕微授精です。ただし、顕微だとうまくいかない場合には、体外受精も選択可能とのこと。

不育症
不育症診断の有無 あり
不育原因
不育症治療について

・抗プロテインS抗体
・抗フォスファチジルセリン・プロトロンビン複合抗体
が若干基準値より高め。
移植日よりバイアスピリン服用(杉ウイメンズクリニックにて検査、処方)。28wまで服用予定。※KLCではバイアスピリンの処方はしてくれません。

・夫婦のどちらかが均衡型相互転座

加藤レディスクリニックの

基本情報

医療機関 加藤レディスクリニック
電話    03-3366-3777
住所 〒160 - 0023 東京都新宿区
西新宿7-20-3
ウエストゲート新宿ビル
備考 ・PGT-A承認実施施設
・PGTコンソーシアム(JAPCO)加盟施設
・(保険適用)流産検体を用いた絨毛染色体検査認定施設

加藤レディスクリニックの

その他 情報

 もりずさんから寄せられた 加藤レディスクリニック の 2021年時点での 情報
通院回数
※「出産」に至った周期における通院回数
採卵周期通院回数 6回以上
移植周期通院回数 1〜3回
  採卵 :  中刺激(内服+注射3回程度)
  移植 :  凍結胚  自然周期
決済方法
クレジットカード

待ち時間
平均待ち時間 〜2時間

加藤レディスクリニックへの

もりずさんのレビュー
満足度 評価
※ もりずさんによる満足度評価 (5段階)
医師 :   
スタッフ :   
技術 :     
価格 :     
待ち時間 :    
院内環境 :    
備考 : フリーWiFi あり
待ち時間中の外出可能
・ クレジットカード: 
     4.0

※ グラフが表示されない場合はリロードして下さい。

医師             
スタッフ             
技術          
価格          
待ち時間              
院内環境              
備考

 フリーWiFi あり

 待ち時間中の外出可能

 クレジットカードは 

  レビュー
着床前診断だけに関して言うと、培養技術、遺伝カウンセリングは良い。費用も分かりやすくて、割と良心的。着床前診断の場合は刺激もできるが、画一的な治療でオーダーメイドではないので、刺激が合わないと採れる卵がかなり少なくなる。特に胚盤胞にはなりやすいのに染色体異常胚率が高いと採卵回数が多くなり、高額&長期になるリスクが大きいので、このリスクを考慮した上での検討をお勧めします。

※ もりず さんの治療当時の情報です。最新の情報は直接クリニックに確認して下さい。

加藤レディスクリニックでの

治療データ分析

 もりずさんの 加藤レディスクリニック での治療データ分析
情報

※ 現ステータス: 「出産」 に至った1人目治療の最新周期における以下情報をもとに算出しています。

ステータス :
出産
受精方法 :
顕微授精  (ICSI)
移植胚 :
5日目胚盤胞 5AA (凍結胚)
採卵個数 :
5個  内 M2(成熟)卵子 2個
受精個数 :
3個
移植可能胚 :
3個
 移植個数 :
1個
 貯卵数 :
1個

以下は上記情報をもとに算出。

受精率 100%
= 受精個数 3個 ÷ M2(成熟)卵子 2個
移植可能胚到達率(対 採卵数) 60.00%
= 移植可能胚 3個 ÷ 採卵個数 5個
移植可能胚到達率(対 受精個数) 100.00%
= 移植可能胚 3個 ÷ 受精個数 3個
胚盤胞到達率(対 採卵数) 60.00%
= 胚盤胞 3個 ÷ 採卵個数 5個 
胚盤胞到達率(対 受精個数) 100.00%
= 胚盤胞 3個 ÷ 受精個数 3個 
胚盤胞到達率(対 移植可能胚数) 100.00%
= 胚盤胞 3個 ÷ 移植可能胚数 3個 

体外受精→流産、転座発覚で着床前診断

体外受精→流産、転座発覚で着床前診断
20代から不妊で体外受精をし、2回流産した後に均衡型相互転座が発覚しました。はじめから転座が分かっていれば流産せずに済んだかもしれません。体外受精に大金を掛け、キャリアも犠牲にした上での妊娠→流産→転座発覚とはとても残酷なことだと未だに思います。とにかく早めに夫婦の染色体検査を受けておけば…と今でも後悔しています。

KLCでの着床前診断について

○KLCを選んだ経緯
2回目の流産の際に、絨毛染色体検査をし、流産した子に染色体の構造異常があることがわかりました。そのため、夫婦の染色体検査を実施し、夫婦のどちらかが均衡型相互転座であることが分かりました。
不育症専門の先生に加藤レディスクリニックの実施件数は桁違いとお話し頂き、転院を検討しました。
また、今までの妊娠が自然周期移植だったため、ホルモン補充移植は避けたいなと思っていました。
転座の場合、たくさん胚盤胞を検査に出さないと正常胚に辿り着けないと思っていたため、最初は高刺激系のクリニックを希望し、通える範囲での高刺激系で培養技術が高いと噂のクリニックで検討しましたが、PGT-A臨床研究の認可施設ではなかったり、移植方法がホルモン補充移植一択だったりしたため、断念しました。

○良いと思った点
・遺伝カウンセリングが丁寧
初回の遺伝カウンセリングは質問には全て丁寧に答えて頂き、3時間以上もお話しました。遺伝専門医の先生はお一人で対応されているため、初回の遺伝カウンセリングまでかなり時間がかかるようですが、染色体の構造異常がある場合には早めに案内して頂けるようでした。また、着床前診断の結果が出て、検査した胚が全て異常胚だったときはかなりショックでしたが、「異常だったけど、このパターンが出るということは正常胚も今後出てくるはず。」と根拠に基づいて励まして頂きました。先が見えない治療の中、希望を持って前に進めるようにサポートして頂きました。
構造異常でPGT-Aを受けている患者の場合には遺伝専門の先生が電話で検査結果を教えてくれるので、不安なこともすぐに質問できて安心でした。
・通院回数が少ない
採卵周期はd3(d2~4)の受診+2回の卵胞チェックで採卵日決定、移植周期はd3と1回の卵胞チェックで移植日が決定しました。前院も自然系でしたが、かなり頻回に受診し卵胞チェックをしていたので、この少ない回数で済むのはありがたかったです。
私の場合は、注射のために採卵周期は+3回の受診となりましたが、10分程で終わるので、通院後に仕事に行くことができ、負担は少なかったです。また、自己注射も選択できるようでした(費用は高くなりますが)。
・費用が分かりやすく、割と良心的な価格
費用の欄で書いた通り、費用はほぼHPの記載通りで分かりやすいです。また、プラスでかかる薬剤の単価も良心的だと思います。
※ただし、刺激しても採れる卵が少なかったり、染色体異常胚率が高い場合には、結果的に採卵回数が増え、かなり費用がかかると思います。画一的な刺激でも複数個採れる人にはかなりお得でしょうが…(そんな人はあまりいないかもしれませんね…)
・培養技術
実績を公開していないので実際のところは分かりませんが、KLCの培養技術の高さは有名で、着床前診断の実施件数も多いことから、胚生検の技術には期待できるのかなと思います。実施件数の多さは技術の高さに繋がっていくとは思うので。

○残念だと思った点
・刺激の選択肢が少ない
着床前診断の場合は、ホルモン値を見ながら中刺激も可能ですが、d3〜クロミッド+ゴナールエフ注射をd8〜隔日という画一的な治療となります(用量、回数はホルモン値を見て変えているようです)。トリガーはブセレリン1回のみで特に工夫はありません。
OHSSを過度に恐れている印象で、E2が高めの場合、早めの採卵を提案されたりしました(リスクを承知の上で、最終的には延ばしてもらいましたが、それでも早いタイミングたったと思います)。
高AMHのため、卵胞は20個を超えていて、たくさん刺したものの、ほとんど空胞で採卵数5個(2個は未成熟GV)という結果になりました。卵胞が多くて、成長スピードがそろわないことが原因かと思います。これに対する対策を工夫したりすることはありません。
私は運良く少数の卵から胚盤胞に育ち、正常胚が見つかり、妊娠に至りましたが、もしそうでなかったらかなりの長期戦で高額となっていたと思われます。
・着床前診断の検査結果が出るのが遅い
1ヶ月半から2ヶ月かかるので、結果が出るまでの間に採卵をするかどうか迷いました。

○無麻酔採卵、局所麻酔について
1回目の採卵は卵胞が10個弱だったので、麻酔の提案はなく、無麻酔でした。1回刺す痛みはそれほど強くありませんが、10箇所近く刺していると痛みが蓄積し、いつまでかかるか分からない恐怖もあり、かなり辛かったです。2回目は局所麻酔の提案があり、希望しましたが、20箇所刺しても1回目の無麻酔採卵よりかなり楽でした。
局所麻酔の費用は340円と安いので、複数個卵胞がある場合は希望されることをお勧めします。

○着床前診断の結果(29歳で採卵)
29歳で採卵し、検査に出した胚盤胞5個で
2個 正常or均衡(5AA,5BB)
2個 不均衡型の転座(5AA,5AB)
1個 転座以外の番号で異数性あり(5AA)
でした。
染色体とグレードはあまり関係ない結果でした。また、前のCLと比べ、胚盤胞到達率はそれほど変わりませんが、全体的にグレードは高めでした。

判定日後の経過について

BT7 判定日 hcg 135
BT9から極少量の出血、茶おりが続く
BT16(5w0d) hcg 11811  GS 12mm
BT26  生理くらいの出血、塊もあり
BT27(6w4d)心拍確認 CRL 7mm 
BT37(8w)GS 45mm  CRL 15.4mm 卒業
少量の出血、茶おりは9w4dまで続く…

着床前診断をすると、hcgが低く出やすいと聞いていたので高過ぎて逆に不安になりました。
ただ、他の方のブログなどを調べたところ、KLCではhcgが高めに出ている方が多い印象でした。胎嚢も大きめに出ている方が多いようです。測り方の問題かなと思っています。
出血がひどいときに、診療終了時刻だったので、緊急連絡先に電話をかけると看護師さんが優しく対応してくださり、対応について教えて頂き、少し不安が和らぎました(大出血や腹痛がある場合には救急を受診ということでした。)。次の日に受診し、無事を確認できました。

仕事との両立について

私はある専門的な職業で、誰かと仕事を代わるということが難しく、急に休むことはできません。そのため、仕事を最優先にして、仕事の都合で通院が困難になれば、その周期は治療を諦めました。通院しやすいように、途中からは1日おきで仕事を入れるように働き方を変え、なんとか乗り切りました。採卵日と移植日以外は通院日程が1日ずれても問題ないことが多かったため、この方法に切り替えたことにより、ほとんど仕事で治療を諦めることなく続けられました。
ただし、次の通院が仕事とかぶらないか通院のたびにひやひやし、不安な日々を過ごし、精神的にはかなり疲弊しました。働き方を変えたことでキャリアを諦めなくてはいけない場面もたくさんあり、悔しい思いでした。そして収入も減りました…
転座がもっと早く分かって、最短で妊娠できていれば、仕事も諦めなくて済んだのではと思います。
こういった仕事に就いている人の場合、社会の理解が深まり、不妊治療に対する休暇制度が充実したとしても、恩恵は受けにくいと思われます。やはり最短距離で妊娠できることがキャリアのためにも重要なことだと思います。

不妊治療の場合は、患者が知識を持ち、適切な病院を選ぶことと、適切な時期で検査することがとても重要だと思います。一患者の情報の1つとしてお役に立てれば幸いです。
【レビュー】

着床前診断だけに関して言うと、培養技術、遺伝カウンセリングは良い。費用も分かりやすくて、割と良心的。着床前診断の場合は刺激もできるが、画一的な治療でオーダーメイドではないので、刺激が合わないと採れる卵がかなり少なくなる。特に胚盤胞にはなりやすいのに染色体異常胚率が高いと採卵回数が多くなり、高額&長期になるリスクが大きいので、このリスクを考慮した上での検討をお勧めします。

【前院を転出した理由】
  • ・  医師の対応が適切でなかったから
  • ・  医療体制に不安があったから
  • ・  生殖医療専門医がいなかったから
  • ・  治療成績が開示されていなかったから

転院前のCLはPGT-Aの臨床研究認可施設ではなかったが、すぐに採卵周期に入れるとのことでPGT-Aを行った。しかし、検査結果についての医師の説明を聞いて、均衡型相互転座に理解がないように思えた。遺伝専門医がいなかった。
その他、着床前診断を受ける中で、倫理的に疑問に思う医師の対応があった。

【加藤レディスクリニックを選んだ理由】
  • ・  その他

他院で体外受精し、移植2回とも流産となった後に、均衡型相互転座が発覚し、PGT-A認可施設で着床前診断を受けるために転院しました。
選んだのは以下の理由からです。
・PGT-A臨床研究参加施設で、2006年からPGT-SRを多数実施しており、胚生検の実績が多く、手技に慣れているはず。胚生検により着床しなくなることは避けたかったため、技術力の高いところが良かった。
・今まで2回の妊娠はレトロゾールのみの自然周期移植だったため、同じやり方で移植がしたいと思った。
・PCOSなので少しの刺激で卵胞が多数育ちやすく、今までの経験から胚盤胞にもなりやすいというのは分かっていたので、採れる卵が少ないという加藤レディスクリニックのデメリットはクリアできるのではないかと思った。

【女性側の不妊原因について】

治療当初に分かった以下の原因は本当の不妊原因だったのかは疑問です。
・PCOS…生理周期長め、たまに生理不順。ただし、薬無しで自力排卵可能。
・片側卵管閉塞…片側なので閉塞してない側で妊娠可能。タイミング時に化学流産の経験あり。

本当はこちらの原因が大きかったのではないかと考えています。
・均衡型相互転座…私の場合は大きめの染色体異常が出やすいタイプのため、不育の原因だけでなく、化学流産や着床しない結果になりやすい可能性があると思っている。治療前は生理不順の影響で化学流産に気づきにくく、不妊だと思っていたが、本当はもっと着床していた可能性があり。また、通常通り生理が来ていても、着床はしていた可能性もあり。治療中、実際にタイミング後のd3で血液検査をした結果、hcgがわずかに出ていたことが数回あった。

【男性側の不妊原因について】

・奇形率が基準値よりやや高めですが、他はかなり良い数値なので、本来であれば体外受精になると思います。
奇形率が高めなのは均衡型相互転座の影響の可能性かもしれません(仮に夫が保因者だった場合)。
※KLCのPGT-Aでは、精子の混入が検査結果に影響を与える可能性があるとのことで、精液所見が良くても一律顕微授精です。ただし、顕微だとうまくいかない場合には、体外受精も選択可能とのこと。

【不育原因について】

・抗プロテインS抗体
・抗フォスファチジルセリン・プロトロンビン複合抗体
が若干基準値より高め。
移植日よりバイアスピリン服用(杉ウイメンズクリニックにて検査、処方)。28wまで服用予定。※KLCではバイアスピリンの処方はしてくれません。

・夫婦のどちらかが均衡型相互転座

【他院での検査結果の再利用】
  • 条件付きで再利用できた

感染症検査は1ヶ月前のものでも再利用不可だった。

【費用について】
費用総額 :    150万円未満
採卵費用 :    30万円未満 / 回
移植費用 :    20万円未満 / 回

基本的にHP記載の金額通り。卵胞チェックの診察代や血液検査代は採卵代、移植代に含まれており、排卵日の予測が定まらないなどで何度も通っても金額は同じです。これらの支払いは全て採卵日、移植日に一括で支払います。
採卵は初回が1番高く、2回目以降段階的に減額があります。

HPに記載されている以外の金額で必要になった費用は以下の通りです。
○採卵日に支払い
・クロミッド 1錠 116円×10
・ゴナールエフ皮下注射 5500円×3
・ブセレリン点鼻液 4840円
・ボルタレンサポ 55円×3
・フロモックス 66円×6
・局所麻酔 340円

○PGT-A費用(自宅でカード払い)
胚盤胞1個 55000円

○OHSS予防経過観察(診察日に支払い)
・採卵日 1100円
・採卵翌日 7194円

○移植周期 (D3に支払い)
・D3 血液検査(hcg値)2200円

○移植日に支払い
・レトロゾール 275円×12
・フロモックス 66円×6
(本来ならデュファストンも処方だったが、手持ちが合ったので処方されておらず金額不明)

○判定日
再診料 1000円
血液検査 6000円

○妊婦健診(都度支払い)
・胎嚢確認診察 6000円
・心拍確認診察 4000円
・卒業時診察(紹介状含む) 7300円

・採卵日に採卵消耗品代4万円のみ現金払い。
・PGT-Aで異常胚しかなく、その採卵周期の胚が全て廃棄になった場合には凍結費用が月割で返金されます。

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治療

    
概要
ステータス 出産
何人目治療 1人目治療
通院終了年齢 30歳 (2021年卒業)
パートナー 31歳
(妊活は 26歳 から開始)
(高度治療は 28歳 から開始)
通院期間 〜1年
受精方法 顕微授精
顕微授精の種類 ICSI
移植胚  凍結胚 5日目 胚盤胞  5 AA
費用 150万円未満

採卵: 30万円未満 /回あたり )

移植: 20万円未満 /回あたり )

治療

    
検査
AMH 10.0以上
他院での検査結果の再利用 条件付きで再利用できた
感染症検査は1ヶ月前のものでも再利用不可だった。
子宮鏡検査
【オプション検査】
慢性子宮内膜炎
(CD138/BCE)
【オプション検査】
染色体検査
【オプション検査】
着床前診断

治療

    
精液検査

WHOの基準値との比較

不明 or 未回答

精液量

1.4ml

不明 or 未回答

不明 or 未回答

精子濃度

1,600万/ml

不明 or 未回答

不明 or 未回答

総精子数

3,900万/ml

不明 or 未回答

不明 or 未回答

運動率

42%

不明 or 未回答

不明 or 未回答

前進運動率

30%

不明 or 未回答

不明 or 未回答

生存率

54%

不明 or 未回答

不明 or 未回答

正常形態率

4%

不明 or 未回答

治療

    
採卵
採卵回数 2回  / 5回
採卵時年齢 29歳
誘発タイプ 中刺激(内服+注射3回程度)
麻酔有無と種類 局所麻酔
麻酔の選択 選択できた
採精 「院内・外」採取どちらも可
採卵個数

5個

 M2(成熟卵):  2個

 M1(未熟卵):  1個

 GV(未熟卵):  2個

採卵日とホルモン値
Day : 16
E2 : 未回答
FSH : 未回答
LH : 未回答
P4 : 未回答
採卵前 〜
Day E2 FSH LH P4
D4 17.0 7.2 未回答 未回答
D8 82.0 9.4 7.9 未回答
D13 1,480.0 9.3 6.3 0.4
採卵日
Day E2 FSH LH P4
D16 未回答 未回答 未回答 未回答
   E2
   (pg/ml)
P4
(ng/ml)  

※ グラフが表示されない場合はリロードして下さい。

   FSH
   (mIU/ml)
LH
(mIU/ml)  

※ グラフが表示されない場合はリロードして下さい。

受精個数

3個  ( 5個採卵 )

移植可能胚数

3個

 凍結胚 3個

  • 胚盤胞3個
胚のステージ 胚盤胞
胚盤胞のグレード 5 (孵化胚盤胞)
胚盤胞の評価 AA
胚盤胞の培養日数 5日目
通院回数 6回以上
  • (過去) 1回目の採卵
    採卵時年齢 29歳
    誘発タイプ 中刺激(内服+注射3回程度)
    採卵日 D16
    採卵個数 5個
    受精個数 3個
    移植可能胚数 2個
    凍結胚数 2個
    採卵メモ

      クロミッド+ゴナールエフ150の中刺激で、卵胞10個弱→成熟 3個、未成熟GV 2個→成熟卵は全て受精し→1つだけ、5日目で発育停止、残りは5日目5AA、5ABで2つ凍結。着床前診断の結果、2つとも染色体異常があり、廃棄となりました。
    麻酔は選べず、無麻酔でした。

治療

    
移植
移植回数 1回  / 3回
移植時年齢 30歳
移植胚個数 1個
移植胚  凍結胚 5日目 胚盤胞  5 AA
移植タイプ 自然周期
移植オプション
  • ・  アシステッドハッチング(AHA)
黄体補充
  • ・  内服
貯卵数 1個
通院回数 1〜3回
移植日とホルモン値
Day : 20
E2 : 33.0 pg/ml
FSH : 未回答
LH : 未回答
P4 : 26.9 ng/ml
子宮内膜の厚さ  8.0 mm
胚盤胞移植日前 〜
Day E2 FSH LH P4
D3 34.0 8.0 未回答 未回答
D13 129.0 未回答 10.0 0.3
胚盤胞移植日
Day E2 FSH LH P4
D20 33.0 未回答 未回答 26.9
内膜 8.0 mm
胚盤胞移植後
BT hCG E2 FSH LH P4
BT7 135.0 102.0 未回答 未回答 32.2
BT16 11,731.0 未回答 未回答 未回答 未回答
   E2
   (pg/ml)
P4
(ng/ml)  

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   FSH
   (mIU/ml)
LH
(mIU/ml)  

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   hCG (移植後)
   (mIU/ml)

※ グラフが表示されない場合はリロードして下さい。

治療

    
費用
治療費総額 150万円未満
1回あたりの採卵費用 30万円未満
1回あたりの移植費用 20万円未満
治療費用メモ 基本的にHP記載の金額通り。卵胞チェックの診察代や血液検査代は採卵代、移植代に含まれており、排卵日の予測が定まらないなどで何度も通っても金額は同じです。これらの支払いは全て採卵日、移植日に一括で支払います。
採卵は初回が1番高く、2回目以降段階的に減額があります。

HPに記載されている以外の金額で必要になった費用は以下の通りです。
○採卵日に支払い
・クロミッド 1錠 116円×10
・ゴナールエフ皮下注射 5500円×3
・ブセレリン点鼻液 4840円
・ボルタレンサポ 55円×3
・フロモックス 66円×6
・局所麻酔 340円

○PGT-A費用(自宅でカード払い)
胚盤胞1個 55000円

○OHSS予防経過観察(診察日に支払い)
・採卵日 1100円
・採卵翌日 7194円

○移植周期 (D3に支払い)
・D3 血液検査(hcg値)2200円

○移植日に支払い
・レトロゾール 275円×12
・フロモックス 66円×6
(本来ならデュファストンも処方だったが、手持ちが合ったので処方されておらず金額不明)

○判定日
再診料 1000円
血液検査 6000円

○妊婦健診(都度支払い)
・胎嚢確認診察 6000円
・心拍確認診察 4000円
・卒業時診察(紹介状含む) 7300円

・採卵日に採卵消耗品代4万円のみ現金払い。
・PGT-Aで異常胚しかなく、その採卵周期の胚が全て廃棄になった場合には凍結費用が月割で返金されます。

ユーザー

    
基本情報
性別 女性
ステータス 出産
住まい  東京都     非公開 (市区町村)
※ (住まい or 職場から) 加藤レディスクリニック(新宿区)までのアクセス  約 1時間圏内
治療開始時の働き方  非公開
治療中の働き方の変化  その他
人工授精実施回数(他院での実施数含む) なし

※加藤レディスクリニック以外での実施も含む。

全採卵回数(他院での実施数含む) 5回

※加藤レディスクリニック以外での採卵も含む。

全移植回数(他院での実施数含む) 3回

※加藤レディスクリニック以外での移植も含む。

治療費総額(他院での治療費も含む) 580万円未満

※加藤レディスクリニック以外の治療費含む。

ユーザー

    
転院歴
加藤レディスクリニックは何院目  加藤レディスクリニックは
4院目
( 選択肢なし or 未選択   →  非公開   →  非公開   →  加藤レディスクリニック  )
は不妊治療専門CL
加藤レディスクリニックを選んだ理由
  • ・  その他

他院で体外受精し、移植2回とも流産となった後に、均衡型相互転座が発覚し、PGT-A認可施設で着床前診断を受けるために転院しました。
選んだのは以下の理由からです。
・PGT-A臨床研究参加施設で、2006年からPGT-SRを多数実施しており、胚生検の実績が多く、手技に慣れているはず。胚生検により着床しなくなることは避けたかったため、技術力の高いところが良かった。
・今まで2回の妊娠はレトロゾールのみの自然周期移植だったため、同じやり方で移植がしたいと思った。
・PCOSなので少しの刺激で卵胞が多数育ちやすく、今までの経験から胚盤胞にもなりやすいというのは分かっていたので、採れる卵が少ないという加藤レディスクリニックのデメリットはクリアできるのではないかと思った。

前院を転出した理由
  • ・  医師の対応が適切でなかったから
  • ・  医療体制に不安があったから
  • ・  生殖医療専門医がいなかったから
  • ・  治療成績が開示されていなかったから

転院前のCLはPGT-Aの臨床研究認可施設ではなかったが、すぐに採卵周期に入れるとのことでPGT-Aを行った。しかし、検査結果についての医師の説明を聞いて、均衡型相互転座に理解がないように思えた。遺伝専門医がいなかった。
その他、着床前診断を受ける中で、倫理的に疑問に思う医師の対応があった。

ユーザー

    
不妊原因
女性

治療当初に分かった以下の原因は本当の不妊原因だったのかは疑問です。
・PCOS…生理周期長め、たまに生理不順。ただし、薬無しで自力排卵可能。
・片側卵管閉塞…片側なので閉塞してない側で妊娠可能。タイミング時に化学流産の経験あり。

本当はこちらの原因が大きかったのではないかと考えています。
・均衡型相互転座…私の場合は大きめの染色体異常が出やすいタイプのため、不育の原因だけでなく、化学流産や着床しない結果になりやすい可能性があると思っている。治療前は生理不順の影響で化学流産に気づきにくく、不妊だと思っていたが、本当はもっと着床していた可能性があり。また、通常通り生理が来ていても、着床はしていた可能性もあり。治療中、実際にタイミング後のd3で血液検査をした結果、hcgがわずかに出ていたことが数回あった。

男性
(男性不妊有無)
なし

・奇形率が基準値よりやや高めですが、他はかなり良い数値なので、本来であれば体外受精になると思います。
奇形率が高めなのは均衡型相互転座の影響の可能性かもしれません(仮に夫が保因者だった場合)。
※KLCのPGT-Aでは、精子の混入が検査結果に影響を与える可能性があるとのことで、精液所見が良くても一律顕微授精です。ただし、顕微だとうまくいかない場合には、体外受精も選択可能とのこと。

不育症 あり
不育原因
不育症治療について

・抗プロテインS抗体
・抗フォスファチジルセリン・プロトロンビン複合抗体
が若干基準値より高め。
移植日よりバイアスピリン服用(杉ウイメンズクリニックにて検査、処方)。28wまで服用予定。※KLCではバイアスピリンの処方はしてくれません。

・夫婦のどちらかが均衡型相互転座

クリニック

    
その他 情報
採卵周期通院回数 6回以上
移植周期通院回数 1〜3回
クレジットカード
平均待ち時間 〜2時間

クリニック

    
レビュー
 もりずさんによる満足度評価 (5段階)

満足度 評価
     4.0

※ グラフが表示されない場合はリロードして下さい。

医師             
スタッフ             
技術          
価格          
待ち時間              
院内環境              
備考  フリーWiFi あり
 待ち時間中の外出可能
 クレジットカード: 
  レビュー
着床前診断だけに関して言うと、培養技術、遺伝カウンセリングは良い。費用も分かりやすくて、割と良心的。着床前診断の場合は刺激もできるが、画一的な治療でオーダーメイドではないので、刺激が合わないと採れる卵がかなり少なくなる。特に胚盤胞にはなりやすいのに染色体異常胚率が高いと採卵回数が多くなり、高額&長期になるリスクが大きいので、このリスクを考慮した上での検討をお勧めします。

※ もりず さんの治療当時の情報です。最新の情報は直接クリニックに確認して下さい。

加藤レディスクリニック の基本情報
電話    03-3366-3777
住所 〒160 - - 0023 東京都新宿区
西新宿7-20-3
ウエストゲート新宿ビル
備考 ・PGT-A承認実施施設
・PGTコンソーシアム(JAPCO)加盟施設
・(保険適用)流産検体を用いた絨毛染色体検査認定施設

分析

    
データ分析
受精率 100%
= 受精個数 3個 ÷ M2(成熟)卵子 2個
移植可能胚到達率(対 採卵数) 60.00%
= 移植可能胚 3個 ÷ 採卵個数 5個
移植可能胚到達率(対 受精個数) 100.00%
= 移植可能胚 3個 ÷ 受精個数 3個
胚盤胞到達率(対 採卵数) 60.00%
= 胚盤胞 3個 ÷ 採卵個数 5個 
胚盤胞到達率(対 受精個数) 100.00%
= 胚盤胞 3個 ÷ 受精個数 3個 
胚盤胞到達率(対 移植可能胚数) 100.00%
= 胚盤胞 3個 ÷ 移植可能胚数 3個 

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