●夫の精液検査結果
人工授精のあと、夫の精液結果がWHOの基準ギリギリだということに気が付きました（クリニックからは「問題なし」との説明でした）

●採卵周期補足
採卵時の麻酔のスタンダートは局所麻酔とのことでしたが、希望し全身麻酔にしてもらいました。また採精もコロナ禍で基本的には持ち込みだったのですが、希望したら院内採精にすることができました。受精はスプリットで行いましたが妊娠に至った胚は体外受精です。


●移植周期補足
もともと月経周期が不安定でしたが、採卵→お休み周期のあと生理が来ず、プラノバールでもリセットしなかったのでそのまま（確定的な生理がこないまま）移植周期へ入りました。

その後エストラーナテープを開始し、25日目に移植しました。
移植胚4AAは融解後5AAとなりました。

●体外受精へのステップアップ
人工授精を3回行った後、排卵誘発剤が効きづらくなりこのまま人工授精を続けるなら自己注射が必要とのことで、せっかく自己注射をするなら体外でもいいのではないか との提案をもらいました。
またコロナ禍でリモートワークになり通院のハードルが少し下がったことや、いつもは旅行等に使っていた有休がコロナでその為には使えなくなってしまったこと、この時期を逃すと繁忙期に入ってしまうこと、助成金が拡充されたことなど、いくつかのタイミングが重なりまずは採卵だけでもしてみようと決断しました（保険適用が始まったら激混みするのではないかとの懸念もありました）体外へのステップアップはかなり勇気がいりましたが、結果的には早く決断し良かったと思っています。

●刺激法について
第二子治療（貯卵）まで考え、最初から高刺激でいきたいと思っていました。医師からの提案も高刺激だったのでそのまま進みました。
採卵後は少しOHSS気味になり3日くらい歩くのもしんどい状態で自宅休養していました。

●治療費用補足
採卵周期合計 705,430円（25個採卵・8個凍結代含）
移植周期合計 195,500円（判定日に払った継続の薬代含）
合計  900,930円

●仕事との両立
治療については人工授精にステップアップする際に上司に報告しました。比較的大きな会社なので、さまざまな理由で休みが必要な人もおり理解はあるほうだったと思います。
会社の制度に不妊治療休暇もありましたが、それは使わず有休や時間休、リモートワークでやりくりしました。

●メンタルについて
体外受精へステップアップの前が一番モヤモヤしていたように思います。
自己注射と採卵の痛みへの恐怖、仕事のスケジュール調整がネックでなかなか覚悟が決まりませんでした。

●夫婦の足並み
夫は積極的とはいえませんが常に協力はしてくれました。AIHにステップアップの際、クリニックの説明会に二人で参加しました。振り返るとタイミング法が一番大変だったように思います。人工授精にステップアップした際少しホッとしました。