二子の治療前、普通の婦人科を受診した際に卵巣嚢腫が見付かり紹介先で手術の説明を受けた。
紹介先の大病院は不妊治療では比較的有名な病院？医師がいる？病院だったため、二子の希望や不妊治療との調整について相談したが、それなら以前に診てもらった津田沼IVFクリニックで相談しろ、と突き放された。治療歴が分かった方が良いからと、そちらの大病院での不妊治療は拒否された。
大病院への不信感が高まったので、津田沼IVFクリニックで不妊治療実施希望とセカンドオピニオンを検討していることを相談したところ、院長が真摯に相談に乗ってくださったうえで、過去の治療歴の情報を含めたセカンドオピニオン紹介状を書いてくれた。
セカンドオピニオンでは院長とも異なる治療方針を示され、自分たち夫婦はその方針で卵巣嚢腫の手術と不妊治療を行うことにした。
セカンドオピニオン先も不妊治療を行っていて、勿論そちらで不妊治療も受けられるが、通院が不便であること、一子目の治療経過から津田沼IVFでも良いのではないかとの提案があり、津田沼IVFの院長にその旨お伝えし、院長の提案とは異なる治療方針となったが快いお返事をいただいた。

セカンドオピニオン先で片側卵巣を切除した後、こちらで二子の治療を開始。
一子の際は1回目の採卵・1回目の移植で成功したが、二子の際は1回目の採卵が全滅。
年齢のせいもあったかもしれないが、一子の際もそもそもあまり卵が取れず、1つしか凍結できなかったのでそういう体質なのだと思う。
2回目の採卵ではPPOS法を提案され、採卵は成功し、移植・妊娠、そして無事出産。

卵巣が片方だけになったので治療は難航するかもしれないと考えていたが、両方ある状態で治療を受けた一子の時と、とれた卵の数やホルモン値に大きな変わりはなく、自分の治療には殆ど影響がなかった。寧ろ2回目採卵では1回目より多く凍結できた。

恐らく自分にはICSIで解決する以外の不妊原因がなかったのだと思う。
有名病院である機械や手技、オプションのすべてはないかもしれないが、初めての治療ということでは通いやすい雰囲気で、一定の高度な治療は受けられる病院だと思う。
一方で、（不妊治療ではないが）セカンドオピニオンの大切さも知っているので、治療成果がなかなか出なかったり、治療方針に疑問が生じるようだったら、時間を大切にして転院することをおすすめする。これはこちらの病院に限った話ではない。後悔のないよう、自分の納得のいく治療を受けてほしい。